温泉に入って身も心も健康になろう!
温泉に入って身も心も健康になろう!
この記事を読むための時間:5分
日本人なら一度は温泉に入る機会があると思います。温泉は昔は医学的に活用する事が多かったそうです。今でも温泉というと「健康に良い」イメージをお持ちの方は、多いと思います。
ではなぜ温泉は健康に良いのでしょうか?
温泉は体にいい!
まず「物理効果」というのは温かいお湯に浸かる事により、新陳代謝が上がったり、筋肉が緩んだりして、体に溜まった、老廃物、疲労などの排出を促します。また、血液循環が良くなる事で、高血圧や心臓病に効果があります。
次に「転地効果」は普段の生活から離れ、自然の多い温泉地に行く事により、ホルモンバランスが良くなり、日頃溜まった、精神疲労、病気に効果を発揮します。しかしこれは、一ヶ月すると効果は、薄れてきますので、もし長く滞在する方は、温泉地などを巡って環境を変えると効果的です。
次は温泉の成分を皮膚から吸収することで、効果がある「薬理効果」です。これは温泉の効能によって効果は異なります。例えばラドン温泉の場合は神経痛、喘息などを和らげる効果があります。
温泉によって効果が違うので、どの症状に効果があるのかを温泉に入る前に確認して健康な体を目指すのもいいと思います。
温泉のお湯の温度によって効果が変わってきます。42℃の熱い湯は交感神経を活性化し、新陳代謝を高めてくれます。ただ高血圧、お年寄りの方は強すぎることがあるので、注意してください。36~38℃のぬるい湯は、身体に鎮静的に作用し、リラックス効果があります。
正しい温泉の入り方
温泉は入り方によって効果が変わってくるのを知っていますか?「ただ長く入っていればいい」みたいに考えている人もいるのではないでしょうか?しかし温泉は正しい入り方をする事で、効果が変わってきます。
最初は体を石鹸、ボディソープで洗いましょう。温泉はたくさんの方が入浴するので、体の汚れは入浴前に落とすことがマナーです。
次にかけ湯です。これは身体をお湯の温度、温泉の成分に慣らす目的があります。手先、足先など心臓に離れた部分からゆっくりかけていきましょう。
いよいよ入浴です。しかしいきなり全身をお湯に浸かってしまうと、身体に負荷がかかってしまいます。最初は半身浴で入って、身体が慣れてきたら、全身浴で入りましょう。ただ長湯は良くないので、定期的に浴槽から出て休憩しましょう。
温泉から上がる時はシャワーで手先、足先に水をかけましょう。そうする事で、適度に血管が収縮して、入浴後の貧血を防ぐ事ができます。硫黄、鉄分などの濃度が濃い温泉は、入浴後、体をぬるま湯で洗い流しましょう。
入浴後は水分が失われているので、水分補給を忘れずにしましょう。麦茶やスポーツドリンクといった、ミネラルや塩分を含んだ物を飲む事をオススメします。
入浴の注意点
次に温泉に入る時の注意点を紹介します。これを守らないと効果が薄れたり、最悪の場合、体調を崩してしまいます。
温泉に来たら、気合いを入れて、いっぱい入ろうとする人がいるかもしれませんが、一日2~3回までにしましょう。入浴は体に想像以上に負担をかけています。その為一日に何回も温泉に入ると体の疲れを取る為の温泉で、体が疲れてしまいます。
次に食事後1時間は入浴を控えましょう。入浴は軽い運動のような物です。その為、食後の消化器官が活動している時に入浴してしまうと、消化器官に負担をかけてしまいます。
最後は飲酒後絶対に入浴しない事です。飲酒後に入浴すると貧血や心臓発作を引き起こす可能性があり、最悪の場合、突然死する事もあります。
温泉で健康になろう!
温泉は入るだけでいろいろな効果がありますが、入り方などを間違えてしまうと、逆に体調を崩してしまう事もあります。しかし効能によっては病気、身体的痛みなどを和らげる事もできます。
最後に、オススメの温泉を紹介します。万病に効くといわれているラドン温泉です。どんな病気も治すわけではないですが、細胞や体の組織を活性化させて、免疫力を高めてくれます。また美肌効果、健康回復にも効果があります。
温泉に正しく入浴し、いろいろな効能で身も心も健康になりましょう
山梨県で人気の竜王ラドン温泉ホテル「湯~とぴあ」
湯〜とぴあ
山梨県甲斐市にある竜王ラドン温泉ホテル「湯~とぴあ」は湯治に最適、ラドン温泉の中でも東洋一の規模「1000人用ラドン温泉」があります。1日の疲れをほぐしていただける落ちつきを大切にした人気の宿として、ビジネスや観光にもおすすめです。 日本旅館協会・シルバースター登録旅館、人にやさしいお宿です。