昨今、体調が悪かったり、病気になってしまったために、湯治をされる方は多くいらっしゃいます。

特に炭酸水素塩泉の温泉は、アレルギー、皮膚病、糖尿病を始め万病に効くといわれているので、非常に人気が高いです。

炭酸水素塩泉の具体的な効能

疲労回復や病気の療養の為に、湯治に出かけられる方は多いです。

一口に温泉といっても色々な種類がありますが、中でも注目されているのが炭酸水素塩泉です。

これは、ナトリウムイオン・炭酸水素イオンを主成分としている温泉のことです。

具体的な効能としては、まず痙攣や痛みを和らげて炎症を抑える効果があります。

そのため、糖尿病、胃腸病、痛風、切り傷、火傷、皮膚病などに効き目があります。

また、炭酸水素塩泉は飲用しても、利尿効果、胃の中の酸を中和させる、腸の運動を鎮めるなどの効果があります。

したがって、便秘、痛風、肝臓病、尿路結石、膀胱炎、腰痛などに良いです。

炭酸水素塩泉には美肌効果もある

炭酸水素塩泉は、病気療養の他にもお肌をきれいにする効果もあります。

というのも、肌の不要な角質、毛穴の頑固な汚れを取り除く作用があるからです。

したがって、ただ温泉に入るだけで、石鹸で洗ったように皮膚がとてもきれいになります。

その美肌効果の高さから、炭酸水素塩泉は「美肌の湯」「清涼の湯」と形容されているのです。

ただし炭酸水素塩泉は不要な角質を取り除く効果が高いために、入浴後は肌から水分が蒸発しやすくなります。

したがって、お風呂に入るよりも肌が乾燥しやすいので、入浴後、早めに化粧水、保湿クリームなどでケアする必要があります。

正しく入浴する事が大事

炭酸水素塩泉で湯治を行う場合、正しく入浴をすることで効果がアップします。

そのポイントは、いきなり温泉に全身で浸かるよりも、胸の下あたりまでお湯に浸かる半身浴を行う事です。

半身浴ならば、湯温や水圧などにいよって体に負担がかかることはありません。

よって、長時間、湯に浸かることができるので、効果が高まります。

それと、湯治で温泉に浸かった後、シャワーで体を洗い流さないほうが良いです。

その理由は、せっかくの炭酸水素塩泉の有効な成分が体から落ちてしまうからです。

特に火傷や皮膚病などの症状をやわらげたい方は、シャワーは使用しない方が良いです。

炭酸水素塩泉は、入浴をしても飲用としても、体の調子を整えてくれる効能が高いです。

ただあまりにも過剰に飲むと下痢になる恐れがあります。

なので、1回100mlから200ml程度に抑える事が大事です。

ただし飲めるからと言ってもたくさん飲まないようにしてくださいね。

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①日帰り

１日２～３回(休憩１時間程度いれながら)試しても可
また、週２～３回(１日１回)でも可

②泊まり

２～３泊して、体調に応じ入浴時間回数を増減する

増加回数は自由であるが、疲れない程度ほどほどに

共通事項

１回あたり入浴時間は１０分程度で良いが人それぞれ・体調に応じ時間調節する

自分自身の病気の状態を知るには、チェックイン時に「湯治のプロ」に相談下さい