湯~とぴあ

検索
2023.07.25

日本における湯治の歴史

最近になって再び注目を浴びる湯治ですが、日本における湯治の歴史はかなり古く、全国の温泉では温泉に浸かって病気が治ったという言い伝えが多く残されています。湯治が広まった背景と、その時の日本の状況を学ぶことが必要です。

 

 

医療がまだ発達していない時代

 

今でこそ科学的な根拠を基に湯治を行う人が多いですが、大昔の日本では医療というものがまだまだ発達していない時代でした。今では治すことができる病気も不治の病として扱われるなど、状況としてはいいものではありません。藁にもすがる思いで温泉地に出向き、言い伝えられている温泉の効能を体感しようと多くの人が足を運び、湯治を行ったというのが背景としてあります。

また、仏教では入浴が奨励されており、家に風呂があるところはほとんどなかったため、こうした温泉に足を運ぶ人は多く、結果として湯治の文化が広まることになっていきます。

 

 

温泉療法が確立されたのは近代

 

明治時代に入り、医学の近代化に伴い、湯治に関しても近代化が検討された時代がありましたが、これは立ち消えとなります。しかし、別府温泉において、陸海軍それぞれで病院が誕生し、温泉療法が確立されることになり、昭和に入ると九州に温泉療法を研究する施設が開設されるなど、本格的な温泉療法の研究がおこなわれました。

戦後に入ってからも湯治を求める人が多く、こうした文化は簡単に廃れることはありませんでした。ところが、各家庭に風呂ができるようになってからは、湯治も段々と行われないようになり、湯治客でにぎわっていた温泉街も段々と下火となっていきます。

 

 

現在の湯治をめぐる状況

 

現在、湯治を積極的に行っている温泉街は限られており、長期滞在を前提としたところが減っていることも背景にあります。長期滞在を前提としたところは自炊が可能になり、症状に合わせた食事を自らが作ることができます。最近では症状に合わせた食事を旅館などにお願いして作ってもらうことができるようになっており、症状に特化したプランを提供する旅館が登場し、湯治のやり方も変化しています。

一方、温泉にいつでも入り放題のチケットを販売し、湯治だけでなく、温泉が好きな人に向けてのサービスを考えるところも増えています。湯治が再び注目を集め、人それぞれの入り方が問われています。

 

悲壮感を抱えて湯治を行う時代はもう古く、今ではリフレッシュを兼ねて湯治を行う人が増えています。自炊をするのも楽しみながら行う人が多く、新たな湯治の姿が21世紀に入ってから見ることができるのも特徴的です。

湯治場

歴史ある風情の湯治場

 

 

 

  詳しくは>>>

天然温泉は独特な温泉(療養泉)

天然の化粧水を全身にまとう潤艶の湯、肌にヌルヌル・ツルツルすべすべ温泉、やまなし百名湯の温泉、湯治に最適

 

化粧品大手が「美肌温泉」に認定、 肌科学的に美肌作用が証明された「竜王ラドン温泉 湯ーとぴあ」山梨県で初めて美肌泉質『メルティング浄化温泉』と認定!


クワッド美人の湯
硫黄+ナトリウム炭酸水素塩泉+pH8.0 +食塩泉による保湿効果
 
天然水素還元水 水・温泉ORP評価協会 水素水に匹敵する還元水
 
【純温泉】A認定 源泉掛け流し温泉

 

 

【ラドン温泉】世界でもここOnly 吸う温泉®

♨東洋一最大規模(※1)ラドン温泉天然ラジウム温泉(※2)との相乗効果
(1):最大規模ラドン発生装置設置6基87Me (2):源泉Rn37Me投入口0.2Me
ラドン発生器制作:医学博士野口喜三郎
監修:元東京大学付属病院長・元埼玉医大付属病院長、物理療法No1 大島良雄
監修:元九州大学医学部名誉教授・元日本心身医学会名誉理事長、心身医学・心療内科の基礎 池見酉次郎

 

最強デトックスダイエット美肌に人気な女子旅

健康不治の病にもアルファ線療法ラドン療法、多くの方が訪れる健康温泉

若返り:細胞にアルファ線が直接温熱効果を与えてくれる電離作用!医学の温泉

1回でも♨反応知りたい方に
元祖 ラドン温泉

甲府昭和IC西2.2㎞国道20号沿い。
<駅近>中央本線 竜王駅・徒歩12分 山梨県甲斐市富竹新田1300-1

(ライター)専門家《湯治のプロ》早川善輝 高齢者入浴アドバイザー認定上級講師上級講師/温泉ソムリエマスター・温泉分析書マスター
日本温泉気候物理医学会・温泉科学会 会員/温泉総合プロフェッショナル/上級KPI監査士



閉じる