2022.02.07
温泉の定義 2
療養泉
療養泉とは、温泉(水蒸気その他のガスを除く)のうち、特に治療の目的に供しうるもので、表2の温度又は物質を有するものと定義
1.温度(源泉から採取されるときの温度)摂氏25度以上
2.物質(以下に掲げるもののうち、いずれか一つ
物質名 | 含有量(1kg中) | ||
溶存物質(ガス性のものを除く。) | 総量1 000mg以上 | ||
遊離二酸化炭素(CO2) | 1 000mg以上 | ||
総鉄イオン(Fe2++Fe3+) | 20mg以上 | ||
水素イオン(H+) | 1mg以上 | ||
よう化物イオン(I–) | 10mg以上 | ||
|
2mg以上 | ||
ラドン(Rn) |
30(百億分の1キュリー単位)=111Bq以上(8.25マッヘ単位以上) |
新旧泉質名対照表
掲示泉質名とは
温泉利用者(施設)が一般の方へ掲示出来る泉質名
<掲示が義務付けられている温泉分析書に関して、この掲示用泉質名で明記すること>
泉質名とは
新旧あわせて対照的に表示されている
向かって左側、旧泉質名に比べ②~⑧のみ新泉質名は元素名になった
①⑨⑩は元素名ではない
例 ※ 下記の<>は、新泉質名
掲示用泉質名
含 鉄 泉
泉質名
旧 緑礬泉(含明礬・緑礬泉)
新<アルミニウム・鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉 または含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩泉>
略記泉質名 (字の通り略記だが、ただ単に元素記号式・学者も使わない)
Al・Fe(Ⅱ)-SO4泉 又は 含Fe(Ⅱ)-Al-SO4泉
細分化した泉質名は主に学者が使用、 一般は<掲示用泉質名>が主流である
♨ 吸う温泉 ♨
山梨県甲斐市富竹新田1300-1