放射能泉について
間違いだらけの泉質名
先『法定泉質名』のページで説明したとおりに、一般及び業者が使用できる泉質名は赤字の名称のみ。
掲示用泉質名 放射能泉
旧泉質名 放射能泉
新泉質名 単純弱放射能泉・単純放射能泉
・含弱放射能-○-○泉・含放射能-○-○泉
略記泉質名 (イオン・元素記号表示)
単純弱Rn泉 単純Rn泉 含弱Rn-○-○泉 含Rn-○-○泉
間違え点、その1
温泉泉質表示で表示できる泉質は上記赤い字の名称だけである。
放射能泉は①単純泉 ②二酸化炭素泉 ③炭酸水素塩泉 ④塩化物泉 ⑤硫酸塩泉
⑥含鉄泉 ⑦含アルミニウム泉 ⑧含銅-鉄泉 ⑨硫黄泉
上記の9種類の泉質に放射能(ラジウム・ラドン)が加わることが多い。
〇印はもとの泉質名を記すのであり、含放射能-ラドン泉とは絶対に言わない。
含放射能-ナトリウム-塩化物泉と泉質表記するのである。
間違え点、その2
過去ラドンブームにより、一種の流行語までなった『ラドン温泉』。
ラドン発生器から浴槽にラドン送れば沸かし湯でも『ラドン温泉』という
名称が使えることから全国各地で大乱立となった。
放射能泉の呼び名が、一般的に大昔よりラジウム温泉が主流。
ある学者よりラドンを主因とする温泉だから「ラドン泉」と呼んだ方がいいという論文が書かれた。
そのことから学者方は『放射能泉』という言葉を使わず、
また新泉質名が確定された後も単純放射能泉、含Rn-○-○泉や単純Rn泉でなく
「ラドン泉」を誤使用するに至った。
ただし、法律上はあくまでも放射能泉のみ。
『放射能』という言葉を学者も毛嫌いする傾向。
間違え点、その3
天然ラドン温泉とは、ラドン温泉自体が沸かし湯だった為、ラドン施設内部で分けるために付けられた名称。
今では残存している施設はこの天然タイプが多い。
放射能と温泉につけるのを躊躇い天然ラドンと掲示宣伝されている「放射能泉」業者も見受けられるが、
温泉法の違反でも有り景品表示法違反の疑いが非常に高いのである。
ラドンは永遠に存在しない。最長で3.8日だが、天然温泉の場合には
地下でラドンに壊変してから源泉に溶け込みわき出している。
既に1~2日以上は経過済みであり、1日も経過しない間に別娘元素へと変わってしまっている。
また同位元素のトロンである場合がほとんど。
低温の鉱泉故にボイラーにて沸かすことによってもラドンは無くなってしまう。
また、それ以上にラドンの娘放射性元素を大量に含む温泉である。
だから単独にラドンのみを含むとは言えないのである。
ラドン温泉のみが、一定に安全なラドンのみを吸入可能!
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